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America Dialogue Tama Vol. 28 開催報告

1月19日(日)、America Dialogue Tama Vol. 28を無事開催しました。
多くの大学、高校が試験期間中だった中、参加してくださった学生の皆さん、ありがとうございました!

今回のテーマは「〇〇人の定義とは。多様性の時を迎えて」。
スピーカーのLauren Guz氏は、国際セキュリティ/協力/習慣を専攻し、現在は日本語を研究されています。

プレゼンテーションの冒頭は「国を構成する要素は何か」。
それは、アイデンティティと権利。
それらについてアクティビティを交えて掘り下げていきます。

まずは「自分のアイデンティティは何か」について。
紙の中央に自分の名前を書き、その周りに自分を構成する重要な要素を英語で書いていきます。


でも、自分のこと、わかっているようで実は曖昧だったりしませんか?
書き出してみると、何個か言葉は出てくるものの、そこから先がなかなか進みません。
そこでディスカッションリーダーやスピーカーが各テーブルをまわり、会話を交えて様々なヒントを出し、最終的にみんなの紙にはたくさんの言葉が並んでいました。


発表してくれたみなさんから多く聞かれたのは、日本人であること、出身地、趣味、好きな食べ物、学んでいること、性格など。自分はこういうことが大切だと感じているのだと、改めて気がついた人もいたのではないでしょうか。

次のお題は「自分にとっての日本とは、日本人とは」。英語で俳句などを作り、発表します。

日本って?日本人って?そもそも他と何が違うのか?
今まであまり考えたことがなく、まず日本語で自分の考えを引き出すことから始めます。
そしてそれを英語に置き換えて・・。
ウーンと考え込む姿も見られましたが、国際交流をしていくうえで欠かせない視点です。
治安が良い、礼儀正しい、その他にも様々な視点から意見が発表されました。

最後は、「日本人であることの権利には何があるか」。
自分の経験をもとに、グループ内でどんどん意見が出ていきました。
選挙権、各種の保険、裁判を受ける権利、永住権など、なかには自分たちが当たり前だと思っていて
気づいていなかったものもたくさんありました。

今回のトピックは、最初は少し難しそうにも感じられましたが、実際にプレゼンテーションを聞くと
思わずウンウンと頷いたり、ウーンと考える姿も見られるなど、みんなグイグイと引き込まれ、ディスカッションの時間は会話が弾み笑い声も聞こえてくるなど、とても楽しい時間となっていました。

最後に感想を発表してもらうと、「こういうことは今まで考えたことが無かった。」「日本語でも意見を出すのが難しいと思ったが、良いきっかけになった。」などの意見が多く聞かれました。特に無国籍の問題については、「そういう問題があることを知らなかった」「今まで考えてきた題材から派生する問題なのだと知って驚いた」という感想が聞かれました。このイベントで得られた経験が、みなさんの視野を広げ、国際交流の一助になれていたら嬉しく思います。

そして、難しいトピックだったにも関わらず、解りやすく丁寧にプレゼンテーションをしてくれたスピーカーのLauren Gazさん、忙しい中ディスカッションリーダーとして盛り上げてくれたSamee Siddiquiさん、Amanda Schiano di Colaさん、本当にありがとうございました!